禁煙治療薬の1つであるチャンピックスは、しっかりと服用を続けることで禁煙を成功へ導きます。
毎日決まったタイミングで決まった量を服用し続けるだけで、結構な確率で禁煙できるのが魅力です。
ある程度喫煙を我慢する必要はありますが、それほど無理をして我慢しなくても喫煙したいという衝動を抑えられます。
無理に喫煙衝動を抑えるのは限界がありますし、ストレスも大きくなってしまいますが、チャンピックスならそういった負担を軽減できます。
簡単に禁煙ができるチャンピックスですが、服用する際は適切な方法を守らなくてはなりません。
他の医薬品もそうであるように、チャンピックスには適切な服用方法が決められています。
正しい方法を守って服用しないと効果が半減してしまい、チャンピックスでの禁煙が失敗しやすくなってしまいます。
通販では病院やクリニックで処方してもらったときのように、チャンピックスの服用方法について説明してもらえないので自分で調べる必要があります。
インターネットにはチャンピックスについて紹介しているサイトがたくさんあるため、そういったサイトを事前にチェックしておきましょう。
通販によっては、チャンピックスの商品ページに掲載してくれているところもあるので、一度通販ページを確認してみるのもいいでしょう。
チャンピックスの適切な服用方法は?
通販では、チャンピックスの個数によって3つの種類が作られています。
スターターパック、2週間パック、フルセットの3つが取り扱われていることが多く、チャンピックスをはじめて使うか否かで使い分けられます。
基本的な使い方は共通しているため、チャンピックスの基本的な服用方法を知っておけばどの種類を購入しても安心して服用できます。
チャンピックスの基本的な服用方法は?
チャンピックスは、服用をはじめてから何日経過したかで飲み方が少しずつ変化します。
服用を始めてから1~3日目は、1日1回、1回あたり0.5mgを水やぬるま湯と一緒に服用します。
服用するタイミングは食後と決められているので、食後に服用するようにしましょう。
4~7日目は1日2回、1回あたり0.5mgを朝と夜の食後に水やぬるま湯と一緒に服用します。
8日目以降は1日2回、1回あたり1mgを同様に朝と夜の食後に服用してください。
禁煙をいつから始めるかを決めておき、その日から1週間前にチャンピックスを飲み始めましょう。
服用期間は90日間(12週間)なので、12週間以上の長期的な服用は避けましょう。
チャンピックスによる禁煙に成功した場合、必要に応じてさらに延長して服用することもできます。
その場合、1日2回、1回あたり1mgを朝と夜の夕食後に水やぬるま湯と一緒に服用します。
禁煙治療をする際と同様に90日間(12週間)服用しますが、禁煙に成功してからチャンピックスの服用を延長する場合は事前に専門の医師へご相談ください。
服用する量を変更できる場合もある
基本的に、チャンピックスは上記の方法で服用します。
しかし、場合によってはチャンピックスを服用する量を調節し、少なくすることもできます。
チャンピックスの忍容性に問題がある場合には、用量を1日2回、1回あたり0.5mgに減量できます。
また、重度の腎機能障害の症状がある方もチャンピックスの服用量を減らすことができます。
その場合は、1日1回、1回あたり0.5mgの用量で服用を始め、必要に応じて1日2回、最大0.5mgに増量してください。
通販のチャンピックスで副作用があらわれることも
基本的な服用方法を厳守していれば、チャンピックスの副作用はめったにあらわれません。
安全性が高いといえるので、副作用の心配はほとんどせずにお使いいただけます。
しかし、副作用そのものが絶対にあらわれないというわけではないので、チャンピックスの副作用には十分注意が必要です。
特に通販の場合、チャンピックスで副作用があらわれても自己責任になってしまうため、副作用が起きないようにしなくてはなりません。
チャンピックスで多くみられる副作用は?
チャンピックスを服用した際に引き起こされる副作用のうち、報告が多いのは軽度の吐き気や鼓腸、便秘といった胃腸症状です。
これらの症状は一過性のもので、チャンピックスの作用や今まで体内にあったニコチンが抜けていくことで引き起こされます。
チャンピックスの服用を中止するか、時間の経過とともに収まっていくのでご安心ください。
また、10人に1人くらいの割合で頭痛がみられることもあります。
不眠や異常な夢、不安感、イライラなどの精神的な変化もみられますが、こういった症状は禁煙そのものによって引き起こされることが少なくありません。
精神的な症状はチャンピックスとは関係がないといえますが、どうしてもつらい場合は医師へご相談ください。
場合によっては重い副作用があらわれることも
チャンピックスで報告されている副作用には、重度のものもあります。
重い副作用では皮膚や粘膜の障害、血管の浮腫、意識障害、重度の肝機能低下などが報告されています。
初期症状として唇や口内のただれ、手足の腫れ、震えやめまい、異常な倦怠感などがあらわれます。
チャンピックスを服用してこれらの症状を感じた場合は、速やかに服用を中止して医師の診察を受けてください。
特異なケースでは、運転中に突然意識がなくなって自動車事故に至ったケースが複数回報告されています。
海外では重い抑うつや焦燥、興奮、行動変化を生じて攻撃的行動や破壊的行為に至った事例も報告されています。
これらの症状とチャンピックスの因果関係ははっきりしていませんが、チャンピックスを服用する際は特異なケースにも十分注意しましょう。
通販のチャンピックスと併用できない薬もある
すでに何らかの医薬品を服用している方がチャンピックスを服用する場合、医薬品の種類に注意しましょう。
チャンピックスには、併用すると望ましくない症状を引き起こしてしまう医薬品があります。
そういった医薬品とチャンピックスを一緒に服用してしまうと、禁煙効果を発揮するどころか、体調に悪影響を与えてしまいます。
チャンピックスは、ニコチン製剤と併用したり喫煙したりすると副作用があらわれやすくなります。
チャンピックスによる禁煙も成功しにくくなってしまうため、喫煙やニコチン製剤との併用は避けましょう。
また、腎臓を悪くしている方はシメチジンとの併用に注意が必要なので、気をつけましょう。
直接チャンピックスと関係はありませんが、禁煙または喫煙の再開によって他の併用薬の代謝に影響を与えてしまう可能性がある医薬品もあるため、そういった医薬品にも注意しましょう。
チャンピックスとの相互作用によって望ましくない症状を引き起こしてしまう医薬品は、他にも存在している可能性があります。
すでに服用している医薬品がある場合は、事前にかかりつけの医師と相談し、チャンピックスを服用しても問題ないか判断してもらいましょう。
通販のチャンピックスの服用方法と服用方法についてまとめ
・チャンピックスの基本的な服用方法は日数によって変化する
・日数にあわせて適切な量を服用するのが大切
・主に報告されている副作用は軽度の吐き気や鼓腸などの胃腸症状だが、重い症状もあるので注意
ご紹介したように、チャンピックスは服用をはじめてからどれくらいの日数が経ったかで用量が変化します。
服用しはじめてから1~3日目は1日1回0.5mg、4~7日目は1日2回同じ量を食後に服用します。
8日目以降は1日2回、1mgを食後に服用する必要があるため、それぞれの日数に適している量を間違えないように気をつけましょう。
基本的な服用方法を守っていれば副作用に悩まされる心配はほとんどありませんが、副作用そのものが絶対にあらわれないわけではないので注意しましょう。
適切な服用方法と、どのような副作用があらわれるのか、しっかり頭に入れてから通販のチャンピックスを服用しましょう。